上条集落は、山梨県を代表する民家形式のひとつである茅葺切妻造主屋がひな壇状に並び、養蚕の隆盛をいまに伝えています
周囲の畑地や自然環境と一体となった伝統的な山村集落の形態をとどめる「甲州市塩山下小田原上条」は、国がその価値を認め「重要伝統的建造物群保存地区」として選定しました
一つの集落内で伝統的な茅葺きの「切妻民家」がまとまって保存されている例は稀で、地域住民の方により守られるその景観は四季折々の風景とともに私たちの目を楽しませてくれます
また、地元有志が集まり「上条を活性化する会」を発足、農業体験を中心に精力的に活動しています