美しい渓谷をハイキング!澄んだ清流、鮮やかな新緑や色とりどりの紅葉など四季折々の渓谷美が見どころです。終点の栖雲寺で一休みした後は、深山の温泉情緒たっぷりのやまと天目山温泉(日帰り湯)で汗を流し、帰路につけます。
※遊歩道につきましては、足元がぬかるんでいるところもありますので、滑らないようにお気をつけください。
所要時間 約4時間10分
日川の大和町田野地区から天目地区にかけてを竜門峡と呼んでいます。日川渓谷に沿って整備されているこの道なら、さまざまな渓谷美を満喫できます。樹木には名札がつけられているので自然観察に最適です。新緑の季節も、紅葉の季節も、それぞれに美しい表現をみせてくれる竜門峡。心を洗われるような楽しいひとときです。
渓流釣りをする方にも最適で、ヤマメがほとんどですが、中にはイワナやアマゴなども釣れます。初心者は、竜門峡遊歩道を歩き、東京電力取水口の先より川に近づきますので、その辺りから行うとよいでしょう。なお、竜門峡(日川)のほか、笹子沢川や大蔵沢川、奥日川などでもヤマメを放流しています。小さな魚はリリース、絡んだ糸や釣り針をその場に捨てる等は、マナーに反しますので、皆さんがルールを守り、楽しく釣りをしましょう。(※遊漁券を購入してから釣りをしてください)
貞和4年(1348)、元(中国)から戻った業海(ごっかい)禅師が杭州の天目山に良く似たこの地に創建。武田家中興の祖 信武を開基とし、第13代当主 信満の菩提寺、信玄公の子 勝頼が自刃するために目指した寺として、武田家と深い関りがあります。厳かな2つの磨崖仏や「木造釈迦如来坐像」、世界的にも貴重な「虚空蔵菩薩画像」、武田家にまつわる歴史資料や文化財など、数多くの寺宝を所蔵しています。業海禅師が座禅修行に励んだと言われる広大な庭園で四季折々の風情を楽しむことができます。また、境内には「蕎麦切り発祥の地」の石碑が建っています。