標高1476.6m。大菩薩嶺から日川を挟んで西側に連なる日川尾根の中心となる山で、マイナスイオンに満ちた静かな雑木林のなかを、野鳥のさえずりを聞きながら歩く、爽快なハイキングが楽しめます。
山頂はミズナラやシラカバの原生林に囲まれていて、展望には恵まれませんが、落葉時には樹林間から、富士山や南アルプスを垣間見ることができます。
自然林に囲まれた頂の南西に「枡岩」と呼ばれる大きな岩があり、木曾義仲の乳母父である中原兼遠の従臣 岩竹源次郎が、源頼朝の手勢に追い詰められて、この岩の上で自害したという伝説が、山の名の由来ともなっています。