歴史・文化
信玄公も心の拠り所にした、武田の聖地
甲州市は、信玄公の菩提寺である「恵林寺」、勝頼公の菩提寺である「景徳院」をはじめ、風林火山でお馴染みの「孫子の旗」や日本最古の「日の丸御旗」を所蔵する「雲峰寺」、武田家代々の家督のしるしとされる国宝「楯無鎧」を預かる「菅田天神社」などなど、武田家と縁の深い社寺仏閣が数多く存在する、まさに武田の聖地。 信玄公自身、当地を信仰の中心地として崇め、心の拠り所にしていたと伝えられます。
ワインとぶどうの歴史を訪ねる
江戸時代には、勝沼、駒飼、鶴瀬の3つの宿場町が置かれた甲州街道。国道20号線沿いの町並みに、往時の面影が偲ばれます。また、初期の醸造家達のワインへの情熱が息づく宮光園や、日本最古のワインも展示されるワイン資料館、モダンな藤村式建築の旧田中銀行など、市内各所にある近代化遺産や資料館などで、明治以降の近代化とワイン醸造の歴史をたどることができます。